今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

ジョンレノン・スージークワトロ・クリーム。統一感のないアルバム。

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 英語がぺらぺらになりたいまさりんです。

 

 

 今日はやることが多いので、サックリと書こう。

 

 昨日、市立図書館に行った。借りていた本を再延長しようと思ったのだ。私がゆく図書館は結構大きくて、県内でも有数なのではないかと思う。もちろん、都内の図書館に比べれば普通の規模だろう。だが、私の出身地の南房総の市立図書館と比べれば雲泥の差だった。なぜか学生用の自習室の規模は、南房総の図書館の方が大きかったと思う。その大きな図書館に多くの受験生が押しかけるのであるが、整理券を取得しないと入りきれないほど集った。午後は十三時から五時まで、人いきれと思春期独特の体臭が芬々としたその自習室で受験勉強に勤しんだものだ。要するに学習に向いていて、エアコンが効いた公共施設も、それを許してくれる喫茶店などもなかったのだ。まだまだ子どもが多かった時分、一組がそれをやり始めれば、中高生でマックやスターバックスが占拠されてしまっただろう。だから、追い出されたと思う。

 さて、目的の現住所の市立図書館の話だ。図書に関しても、結構充実しているが、CDなどの視聴覚の資料も充実している。貸し出しの制限があるものの、ゆく用事があるときは、CDのラックも覗いてゆく。本当はDVDで、「人形劇三国志」も借りたいのであるが、大抵第一巻とか、始めの方が借りられている。お早い返却をお待ちする。

 目的の「ハリーポッター」のペーパーブック(要するに英語の本)の延長手続きを済ませ、田中康夫の新刊、「三十三年後のなんとなくクリスタル」があるかどうかを眺めつつ、CDコーナーのラックへ歩いて行った。クリームのアルバムを借りようということだけを決めていた。制限の三枚を何にするかを迷った。楽しいひとときである。同じ作業をしているおじいさんが数人いた。若者はCDを買わないというが、意外な出会いというのはどう果たすのか。ジャケ買いというのもありえないのだろうか。

 昨日借りたCDをこれから紹介する。

 

 ◆CREAM/WHEELS OF FIRE(邦題:クリームの素晴らしき世界)

 

 

クリームの素晴らしき世界

クリームの素晴らしき世界

 

 

 NHKのBSプレミアムで土曜日の深夜に「笑う洋楽展」という番組をやっている。そのなかでみうらじゅんに「売れていない」とくさされた、エリッククラプトンが所属するバンドである。ブルースを基調にしているがとにかく、ベース・ギター・ドラムと三人ともに上手い。このアルバムを借りたのは、「クロスロード」と「ホワイト・ルーム」が入っていたからというミーハー根性からだ。

 解説を読んだが、「とにかくすごい」ということが言いたいらしいという内容で、別に読まなくても良い。

 

Suzi Quatro/Greatest Hits

 

 

GREATEST HITS

GREATEST HITS

 

 

図書館司書に「三作品共に解説書も入っていますから返却のときに気をつけてくださいね」と言われたが、見事に解説書はパクられている。

我々の年代はすでに邦楽から入っている世代だ。我々の世代は、BO∅WYとかCOMPLEX、TM NETWORKから入るか、おしゃれな人間はフリッパーズギターとか、岡村靖幸から入ったという人間もいただろう。あとは尾崎豊に傾倒している人間もいた。とにかく、邦楽から入って、洋楽に行ったという人間が多かったと思う。スージークワトロもBO∅WYがカバーしたから入ったという人が多いのではないだろうか。もちろん、我々の世代は、である。

やがて、源流を辿るように、洋楽へ行く。高校時分だと、NIRVANAとかGREEN DAY,私は詳しくないが、ヒップホップに行くものもいただろう。

さて、スージークワトロは、はっきりいって勢いだ。ベースを弾きながら唱う様くらいは知っているが、特に好みでもない。

 

John Lennon/MENLOVE AVE.

 

メンローヴ・アヴェニュー

メンローヴ・アヴェニュー

 

 

 これは解説がついていた。ビートルズは中高生の頃はあまり好きではなかった。理由は明確で、教科書に入っていたからだ。今は随分変化したが、教科書に載るくらいダサいことはなかった。だから、どちらかといえばストーンズ派であった。今はミュージシャンが喧嘩したり、不倫したくらいでピーピーファンまでもが騒ぐ時代になった。もともと、教科書にのるような日和ったミュージシャンが好きではないので、私はその程度で騒ぐ神経がよく分からない。

 ただ、ビートルズもジョンレノンも、そんな日和ったバンドではない。シャブはやりまくり、ジョンとヨーコだって、不倫からの結婚と問題ありまくりだ。ジョージハリスンはクラプトンに嫁さんが大好きですという「レイラ」という曲を作られてしまう。リンゴスターはオーストラリアではアイドル的扱いだし。どうして教科書の選定者はビートルズを入れたのか、分からない。

 その教科書に入っていたのは、「strawberry fields」だった。ご存じの通り、この曲の最後には逆回転で終わる。説明しづらいのだが、この部分があるのを、英語の先生は知らなかったのだろう。思いきりぶったぎってくれた。おそらくその部分を聞いていたら、ビートルズが好きになっていただろう。後年、現カミサンの影響でこの曲を聴いたのだが、この部分でぶっ飛んでしまった。そりゃそうだ、「つまんねえ曲」と自分のなかでおもいきりハードルを下げたまま聴いたのだから、この着想に触れて驚くのは当たり前だ。

 さて、このアルバムは解説書によると、ジョンレノンが銃殺されたあと、一九八六年に発売された。ちなみに銃殺されるのは八〇年ちょうどの十二月八日、パールハーバーの日だ。その時点で存在したレアトラックを集めたものらしい。まだ聴いていないが楽しみたい。

 

 サックリ書くつもりで、随分ガッツリ書いてしまった。またCDや本を返しにゆくが、そのときはオリビアニュートンジョンのフィジカルを探しに行きたい。「笑う洋楽展」、脱力系で良いよ。

 ちなみに、英語の勉強でハリポタを借りたんだけど、全然興味がないので、全然進まない。レベル的にはこれで良いと思うんだけど。そろそろ読まないと。