LSDをすると多幸感がすごい。
最近、本当のLSDのやりかたをした。私がこれまでやってきたのは急ぎすぎだったらしい。もっとゆっくりと、信じられないくらいゆっくりとやったほうがいい。
その夜、いったん寝たのだが、異様な心拍数に驚いて起きた。これはまずいかと思って血圧計で計ったら、むしろ血圧は下がっていた。いや正常範囲でね。
時間は前後するが、食事前にLSDをやって、ぼうっとしていたら、ものすごい多幸感が襲ってきた。頭の中が気持ちいいのである。
LSDとはもちろんアレである。
ネットの情報にアレのやり方が書いてあった。
きわめてゆっくりやるといい。私は勘違いしていて、スピードが重要なのだと思って、時速6キロになるようにすればいいと考えていた。
しかし、重要なのは心拍数だ。正確に測ったことはないが、とにかく「心拍が上がった」と自覚したらゆっくりにする。これを繰り返す。そして、絶対止めてはならない。できるなら信号が少ないコースを選んだ方がいい。
あと、飽きるのでながらでできるものを用意した方がいい。
音楽、ラジオ、英会話の教材、オーディオ・ブックでもいい。長時間に耐えられるものを用意したい。
時間は2時間とか3時間くらい持続させる。
だが、LSDには反論もある。
主に時間がもったいない、というのと、フォームが崩れる、効果がよくわからない、というものだった。しかし、これらの反論をする人間は、レースに参加するほどの猛者である。
LSDはあまりやったことのない人間ほど効果が表れると考える。
LSDとはLong Slow Distanceの頭文字である。ランニングやロードバイクでやる訓練方法である。反論でわかるように、もしかするとレースなどの経験者には意味がないものかもしれない。反論を読むときはそれを書いている者のキャリアをよく確認しよう。レースに出ている猛者の意見は我々、ただのダイエットや健康志向の人間には関係ない。我々にとっては、このスロージョグよりも遅く、速足よりは速い速度で走る効果を強く実感できるだろう。
いきなり、体重がドスンと落ち、特に便通が非常によくなったことに驚いた。お試しあれ。