池波正太郎をめざして

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明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

谷川俊太郎さんがテレビに出演されていました。とても面白かったので紹介します。

あさイチ 雑記

 ゲームを買うか梅雨空のように悩んで知るまさりんです。

 たぶん、一度ゲームを始めると、ずっとやり続けてしまうのです。コントロールが効かないんだよね。だから、たぶん買わない方が良いと思うんだけどね。でもね、やりたいんだよね。雨を見ているとこういう逡巡が似合う気がしてしまうね。

 

 

 先日、あさイチで「デジタルデトックス」の特集があったと書きました。それからどうも興味をそそられて、録画してチェックするようになってしまいました。大抵は、興味をもっても仕方がない気がします。確か、一昨日は「むだ毛の処理」の話。確かに私も毛深いんだけど、結局は正しい毛の剃り方でした。新しいむだ毛処理の機械の紹介でもなく、新しいテクニックでもありません。それは本題とは離れるので簡単に書きます。

 1,カミソリで剃る前は暖める

 2,剃るときは何度も剃らない、逆剃りをしない。

 3,剃った後は保湿クリームを塗る。

 以上三点を守ることが肌トラブルを回避するコツだそうです。あと、一枚刃と五枚刃とかかる圧力は同じです、とのことです。

 

 さて、昨日のあさイチでは谷川俊太郎が出演していました。そのインタビューから気になるところを幾つか紹介します。谷川俊太郎さんを全く知らないという人も珍しいですが、あえて書くと「スイミー」を訳した人です。これで分かりますね。

 1,名前へのこだわり。

 谷川俊太郎は正確な読みを書くと、「たにかわしゅんたろう」です。「たにがわ」ではないんですね。知りませんでした。なんだか、九州の方に「たにがわ」と読む詩人がいたそうです。また「谷川岳」にしても「たにがわ」と読むものはたくさんあるので、「たにかわ」にすると目立つかと思ったんだそうです。

 そのこだわりが回り回って、「たにかわ」へこだわりがあるという噂になってしまったそうです。

 2,詩が嫌いだった。

 若いころは詩を書くのが嫌いだったそうです。できるのはできるのでしょうが、妻子を喰わせるための手段だったので、そのせいでしょう。もともと言葉を信じていないそうですよ。言葉にならないところに真実というか、意味があると考えています。

 妻子を育て終わった今の方が楽に詩が書けるようになって好きだそうです。「車はもともと最新の車種を追っていた。そういうのも興味がだんだん薄れてしまって、最近は詩を書くのが好きだ」という主旨の言葉には驚いてしまいました。

 3,デジタル機器や音楽に強い。

 意外だったのは、年齢の割にはという言い方は失礼ですが、デジタル機器を使っておられました。詩を書くのはマックの前に座って書きます。そして、「詩をディスプレイで読むとね、他の情報と混ざってしまって詩がたたない」とおっしゃっていました。確かにね。PC・スマホタブレット、そういう機械が駄目なんだよね。おそらく、もう少しよい、読書に向いている器機が開発されると思うんですけどね。見た印象、手触り、色々なところで紙に負けているので、まだまだこの機械は発達すると思うんですけどね。

 音楽はハイレゾ音源で聴いているそうです。「僕オーディオマニアだったんで、音が良くないと嫌で。ハイレゾなんて結構やってますよ」、「いい音を求めてた。いい音を求めると、音楽が聞こえなくなってくる。音しか聞こえないのがいやで、わざと悪い音で聞いてたこともあるんだけど、今はいい音で名演奏を聞けるから。昔はレコードのスクラッチ音が『シーシー』言うのが聞こえてた。けど、今はそれがなくていい」なんて言葉からは、音楽愛が感じられました。

4,詩は湧いて出てくる。

 「詩が必要で生きている人物ではない」とずっと感じている谷川さん。詩というものに対する感覚も独特でした。

 「詩はどのように生まれますか、降ってきますか、湧いてきますか」という質問に、「下の方から湧いてきます。日本語という土壌に自分が根を下ろしていて、吸い上げていくというイメージ」と答えました。話を聞いていると、谷川さんにとって、「詩」は自分とは切り離されたもので、それと対話をしているようなイメージを持ちました。「詩」というのを「日本語」と言い換えれば、やはりそうだったようです。それが非常に興味深かったです。

 

 話すテンポも筋肉質な体型も、とても八〇代のおじいさんという印象がないです。途中痴呆症の方のいらっしゃる施設に行ったシーンがあったのですが、周囲の老人より若い! 

「年齢より若い人は、若いことをやっている人だ」という話を聞いたことがあります。ハイレゾ、マック、車、クリエイティブな作業。ジョークもとても面白い。そのシーンは一〇年くらい前なのですが、あまりそれから歳を取ってないような感じがします。

 凄い番組で、始めに「谷川さんは三度の結婚を経験していらっしゃいますが」と、朝からそこを突くか、というところから始まりました。揉めるかなと思ったけれど、そこは年の功です。だんだん調子を戻し、機嫌良く話をするようになっていきました。

 なんにせよ、読んでいて、詩を書きたくなりました。はてな文芸部には「詩」部門はなかったなあ。

 

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