池波正太郎をめざして

明日は明日の風が吹く

今の心境にあわせてブログ名を変更しました。どうぞよろしく。肩の力をさらに抜いてやります。

「ダブルケアとエンブレム問題」。やきもきしました。

 そうだったのか、まさりんです。

 今回の第一一回短編小説の集い、感想が続々アップされています。ギリギリまで筋を考えていて、書いた作品。感想を読んで、なるほどね、と思うことしきりです。今回は早く感想を書こうかな。この記事は関係ないですけど。

 

 

 例によって「あさイチ」です。

 今日は濃かったな。「五輪エンブレム問題」「ダブルケア問題」と「新大久保、神楽坂」の三つの特集でした。正直言うと、神楽坂が面白そうだなと思って見始めたのですが、いろいろ考えさせられる内容だったので、紹介します。

 

1,「五輪エンブレム問題」

 佐野研二郎氏がデザインした二〇二〇年の東京オリンピックについて、パクリ疑惑が出た問題です。経緯に関してはみなさんご存じの通りです。解説委員の話が面白かった。あのロゴ、商品展開力がすごいんだそうです。あの「T」の文字を色々組み合わせると、「TOKYO 二〇二〇」の文字にできるなど、アレンジが利くんだそうです。こういう商品が作れるというのが、大会運営やスポーツ振興の上で意味があるらしいのです。

 またベルギーの劇場のロゴと似ているということで提訴されているらしいのですが、これを「もっと事前にさがせなかったのか」というのは普通に生じる疑問です。これに対して解説委員は「ネット上にアップロードせずに調査するというのは難しい」ということを言っていて、そりゃそうだ、と思いました。商標登録されているロゴについては十分な調査を行なっているのだそうです。あのベルギーの劇場のロゴは、商標登録されていないのだそうです。

 なんか、逆にネット上の有志の方々の力を借りてしまえば良いのではないかと思うのですが。最終選考あたりで、「すいません、これどうですかね、調べてもらえませんかね」と言う感じで。と思ったら、これも現行の法制度では難しいらしいです。ちょっとでも出たら、それを先に商標登録する輩が出るらしいです。なるほど、難しい。

 

 

2,ダブルケア

 ダブルケアというのは「育児」と「介護」が同時期に発生してしまう問題です。初婚年齢が三〇才以上になったことで(というか、一部が大きく平均を上げているんじゃないか、とも思うのですが)、育児と介護が同時期に発生するリスクが高まっているそうです。

 例が二つ出ていました。

 一つは横浜の三八才の主婦の方。一〇才を頭に三人の子どもがいます。一番下の女の子が一才半、育児に手がかかる年齢です。と同時にお母さんが糖尿病が原因で目が不自由。介護が必要な状態になっています。お父さんが八年前になくなり、それからのことだそうです。介護をしている側がなくなってしまったというのは悲劇です。

一日のスケジュールを箇条書きにします。

6:00 起床

6:00~9:00 家事・育児

 9:30 お母さんをデイサービスに預ける

 9:00~12:00 家事・育児(家族6人分の洗濯、娘の育児)

 12:00~16:00 家事・育児

 16:00 介護(薬の管理、目が悪いので誤飲しないように、こぼさないように一回ずつを呑みやすいようにする。こぼすと娘が飲んでしまう)

 16:30 デイサービスからお母さんが帰宅

 16:45 幼稚園へ次男(5)の迎え

 17:30 介護 ケアマネージャーと打ちあわせ(打ちあわせ中に兄弟げんか)

 18:00 夕食の十尾

 19:00 夕食(ようやく一息)

 19:00~0:00 夕食の片付け、母の着替え、入浴、火事の残り

 

 テレビが来ているというのに、この主婦の方は顔が引きつっていました。これはすごい。スタジオの方々はみな感心しきり。

 もっと困ったことがあったそうです。一年前、お母さんが転倒、病院にいかなければならなくなりました。ところが、子どもをどうするのかが問題。保育所は預かれない、夫も仕事が抜けられない。ノロウイルスが流行っていて、子どもが来ることを病院も拒否。しかたがないので、お母さんだけが病院に行ったそうです。

 

 ダブルケアと言う言葉を作った山下順子さんによると、このような状態に加え、共働きか遠距離か、もともと親子関係がどうか、など様々なシチュエーションがあるそうです。しかし、公的サービスがほとんどおいついていない状態だそうです。

 男性がなかなか介護育児に参加できないのですが、外国に比べて、長時間労働であるそうです。FAXで「女性だけに押しつける、男性は他人事なのでは?」というものが来ました。そうならざるを得ない状況なのだと思います。

 

 もう一つの例では、四〇代の主婦の方。夫の義理の父がなくなったことで、足腰の弱った義理の母を預かることになったそうです。

 同居して数週間後、義理の母に痴呆の症状が現われました。知識としては知っていても、突然始まる状況に戸惑いました。

 「昼間母がいるとイライラしてしまう。いつ声をかけられるか分からない。いつ何を言われるか分からない。言われることがいつも同じことを言われるし、言われることが筋違いなことだったり。どうしてもいつもピリピリしている」 

 そのストレスは娘に向かいます。通常起こらない程度のこともイライラしているので起こってしまう。

 一人で泣いて解消していたそうです。

 ある日、娘に「いつも怒っているのは私のせい?」と言われ、精神科に受診。義理の母をホームに預けて、精神的に安心したそうです。

 

 共通点があります。介護を必要とする人が必ず、足腰が弱っていること。足腰が弱っていて、全身の筋力が衰えていると、寝たきりになる可能性が高くなる、という記事を読んだことがあります。それを思い出しました。

 なんとなく、大変だと思いました。一つ目の例では、お母さんが元気ならば、お母さんに育児を手伝って貰え、もう少し子どもが大きければ、子どもに介護を手伝って貰えるのに、と「帯に短し、襷に長し」状態にやきもきしてしまいました。

 結論から言えば、一〇才になる長男に十分ではないにせよ、手伝って貰えるようになって多少は楽になったそうです。

 

 統計を取ると、体力的な負担もさることながら、精神的な負担が大きいようです。

 同じようなシチュエーションを抱える人が集まるNPOがあり、一つ目の例の主婦の方もそこで話を聞いて貰って楽になったそうです。そういう取り組みから、精神的な支えを作ると同時に情報を集める機会が増えるといいですね。

 

 FAXで男に対する辛辣な意見もありました。

 「仕事、仕事、っていうけど、女はフルタイム働いてその上やっている」というようなものもありました。状況はその通りなのですが、自分の旦那に文句を言っても旦那も独力では変えられないよな、と一瞬感じました。でも、「もしかすると、このFAXの人は本当に苦しい状況で、悪い人を探すことで自身が楽になっているのでは」と思ってしまいました。そう考えると、こういう人には言わせてあげた方がいいのでしょう。それで楽になるならば。

 とにかく、少子高齢の状態が続くのは決定事項であり、もう晩婚化の流れも止められないでしょう。そう考えると、そろそろ働き方を法的な強制力も含めて変える時期に来ているのかもしれませんね。育児の部分だけでも夫が手伝えれば、楽になりますもんね。

 

 「新大久保・神楽坂」は割愛。新大久保が金管楽器専門店が多い地域だというのは初めて知りました。

 

 

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