今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

ガンダムオリジンーー十分日記86

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昨晩と言うより、早朝に飛び起きた。別に夢を見ていたわけではない。時計を見ると午前5時15分前であった。はっと頭に浮かんだのは、先週借りたTSUTAYAのレンタルDVDとCD の返却期限が今日であったことだった。

別に翌日の昼ぐらいまでに返却すればよかったので急ぐわけでは無いのだが、寝起きで朦朧としていたためか、TSUTAYAの閉店時間である5時までに返しにいかなければならないと思ってしまった。

その衝動に抗しがたく、とりあえずの着替えをして、髪もセットせずにTSUTAYAまで自転車を走らせた。

 

昼間の駅前はボランティアの老人たちが自転車の整理をしていて、おいそれと自転車をそのあたりには置けない。おかげで駐輪の無法地帯であった駅前はずいぶんきれいになった。しかしそれは放置自転車の声であって、普通に用事を済ます人々の自転車のせいではない。表向きは判別できないので、一緒くたに撤去してしまった。

朝5時前の駅前にはボランティアの老人はおらず、好きな場所に駐輪できる。

TSUTAYAの入っている商業ビルの目の前に自転車を停めて、店内に入った。 

ほぼ五時の店内はもちろん閑散としていた。昔はこの時間帯でも数人の店員がいたが、今日は1人しかいないようだった。返却と同時に見そびれたブルーレイを再貸し出しした。スターウォーズのスピンオフ、「ローグワン」を見忘れていた。

もう一本のガンダムオリジンは見た。

 

というところで、寝てしまい、日をまたいで書いている。

このタイミングでなにかの感想を書くというのは、非常にストレスである。すげえこと書かなくてはならないのではないかと自分のなかでのハードルが上がってしまっているからだ。

もとから読んでくださる読者さまはご存知と思うが、本当に感想文程度の素朴なことしか書いてない。その程度の感想すら…、やめよう。しつこい。

 

さてそのガンダムであるが、もともとは原作の漫画が存在していて、それを映像化したものだ。それもレンタルなのでこのまえまで劇場でやっていたものの、2つ前の作品になる。

これは、機動戦士ガンダムの時代、1年戦争の前夜の話。シャア・アズナブルが幼少期からジオン軍に入り、どう名を馳せていったかを描いている。

モビルスーツというのは、ミノフスキー粒子という物質の存在を前提に開発されたものだ。この粒子がレーダーを無力化する機能を持つ。それに加えて待機中にホワイトベースなどの大型の戦艦も浮かべる。

この粒子を発見したのがミノフスキー博士。そのミノフスキー博士がジオンで開発したのが、ザクである。この初期型のザクの活躍を描いているのが今作だ。もちろん、七十年代に作られたもともとのガンダムにはない話だ。

 

ザクを完成させた後、ミノフスキー博士はジオンから連邦よりの企業である、アナハイムエレクトロニクスに移ることになる。

映画の中では、ゴップ大将という、いつも余計な一言を言ってしまう連邦軍の官僚が「引き抜いた」と言っていた。その話に従えば金で転んだのかもしれない。ただ、このゴップという人物、軽薄で信用に足る感じがない。世渡りで生きてきた空気を醸している。

ただジオンと現実世界の旧ドイツのナチス体制を並べるなら、そこで開発をしていた、ユンカースなどに重なるのかもしれない。「風立ちぬ」の主人公、堀越二郎のようなものだ。実際の堀越二郎は知らないけれども。つまり、自分の研究を完成させたい欲求とナチスのような組織に加担していることへの罪悪感の葛藤。それがミノフスキー博士にもあったのかもしれない。

 

なんにせよ、亡命途中に博士は哀れ、弟子であるテム・レイが作ったガン・キャノンに押しつぶされて死んでしまう。そして、モビルスーツ開発の主導権は弟子に移っていく。

 

というのが話の流れで、このあといよいよシャア・アズナブルを英雄に押し上げた「ルウム戦役」が始まる。

 

ミノフスキーの考えなどを考えるのは面白い作業だ。

と同時に、月面でのザクの戦闘シーンは漫画だと白黒なので、分かりづらい。それがカラーになって見やすくなった。と同時に、宇宙での戦闘シーンが多く追加されて、画面上も派手になっていて、それだけでも見ていて楽しくなっている。

自己ハードルを下げる作業を続ける。

 

 

 

 

 

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