やあ、原稿を上梓し終えてほっと一息まさりんです。
今回の短編小説の集いは「緑」がテーマだったのですが、新緑の頃の鎌倉に不意に行きたくなって行っちゃいました。だいたい、あらすじに見当を付けて行き先を決めるのでですが、今回はとにかく行ってしまいました。とても好きな土地です。隠居後は、鎌倉か静岡に住みたいなあ。
ではいつも通り、記録用の画像を紹介します。
1,東慶寺
漱石は小説「門」を円覚寺をモデルにして書いています。そのときに参禅していた宗演という住職が東慶寺にその後移ります。東慶寺に宗演を再訪したらしいです。作中では報国寺から始まっていますが、実際には東慶寺から始めました。作中「拝観料」についてわざと触れていますが、それは漱石へのオマージュです。
2,建長寺
ここまでが作中で使った場所です。さすがに方丈は撮れませんでした。それにしても画像の筋が気になる。見にくくてすいません。
この方丈の奥に、半僧坊という場所があります。そこが一番好きなのです。相模湾を一望できる場所です。が、いくまでがとても大変。急勾配な階段があります。
ここが半僧坊。天狗がかわいい。天狗グッズを作らないところがまた良い。
ここから、天国ハイキングコースという難所があるらしいです。昔ここを訪れたときは、体力的に自信がなかったので断念していたのですが、この日は本当は行ってやろうと思っていた。しかし、某テレビ局クルーがもたもたしていて、先に進めず断念。某人気芸人の声がうるさく、周囲の空気を破っていた。冗談じゃないぜ。
3,鶴岡八幡宮
舞殿。
本宮
残念ながら折れてしまった大銀杏。
菖蒲園
4,報国寺
鶴岡八幡宮でたまたま見た挙式があったからこそ、今回の物語は成立したものの、そうじゃなかったら、ちょっと危なかったと思います。