今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

長谷川豊の感覚への違和感

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  改めて、お久しぶりのまさりんです。

  いつのまにか10月になっていました。先月末の11時59分ギリギリに小説をアップしました。間に合っているのかどうかわかりませんが。

  小説の前にブログを更新したのが九月十日でして。半月以上も更新しませんでした。たまにはいいかという気分と、後半は無駄骨な作業が始まってしまって、更新したいのにできない状況になってしまいました。作業の内容は言えないんですけどね。まあ、十代の女性と関わるとろくなことがないということで。いや、男もだけどさ。

むかむかする。

  さて、その半月以上の間に、一応時間があればブックマークくらいはやってました。すごいね、定期的におかしなのがでてきて。今のおかしい人は、長谷川豊氏ですか。どうでもいいんですけどね。それに乗っかってきたのがブラマヨ吉田さん。吉田さんは面白いよね。たぶん、吉田さんには長谷川氏が一方的に虐められているように見えてるんだよね。いやな言い方をすれば、幼稚な義侠心ですかね。

  さすがに、今回の否は長谷川氏にありますよね。個人的なモットーは「まあ、いいじゃないの」という寛容の精神で私は生きるようにはしているのですが、長谷川氏自身が寛容の反対に行ってしまっているからね。長谷川氏に与しないのです。

  それに相模原の事件も、長谷川氏の意見も、どちらかというと、当事者側に近い位置で見聞きしていたので、ちょっとぞっとしたよ。透析はやっていないんだけど、病気は持ってるからね。いやだぜ。本当に殺すぞ、と言われている気分になりました。

  ちょっとメモがわりに、どこに与することができないと思うのかを書いておこう。

 本当にいろいろなところにけんかをうってるよね。

 

dragoner-jp.blogspot.com

 

医療費の増大の理由

  なんとなく印象操作で長谷川氏のブログでは、それが不真面目な患者のせいだという書き方になっていたように感じる。どうもね、関係ない叩きやすいところを叩いているだけな感じがする。

  けれども、医療費の増大の根っこにあるのは、高齢化でしょう。要するに、お年寄りになって、病気になる人が増えているからでしょう。もちろん、逆に医療費の担い手が減少しているというのもあります。この二つのバランスが崩れているから起こっている現象です。

 

優生思想

  ここは省略したいのですが。

  実はこういうのって学校で教えないからね。教えると、逆にそこに取り込まれるものが出てくるから。

  結局、この群が優秀で、逆の群が劣っているという選別は拡大していくのがいちばんの問題です。もちろん、もともと優劣は決めにくいというのもあります。人間の性として、絶対的に弱くて劣っているものを見つけると、徹底的に攻撃しても良いと思うらしいです。多少は経験しているからそれはちょっとわかります。

 ホーキンスは優なの? 劣なの?

 

実行する人間の出現

  彼はジャーナリストなのか、フリーアナウンサーなのか。カテゴリー分けは無意味なのは承知なのですが、もしもジャーナリストを標榜しているのならば、これから書くことは決定的な欠落なのではないでしょうか。

  相模原の事件以来、一番恐いと多くの人が思っているのが、「模倣犯」です。横浜の未解決の事件でも、この相模原の事件の影響があったのではないか、と頭をかすめた人も少なくないと思う。

  自分の発した言葉で、どうしようもない奴らを煽るかもしれないということを仮定できないで書いているのは、ジャーナリストとしては罪でしょうな。

 

透析の理由は自業自得?

  この辺りも、語り尽くされているのであるが、彼の感覚には「体質」というものが抜けている。病気をストレートに遺伝しなくても、体質は遺伝することもある。体質がある以上、他の人より大変なんだよ。

  私の病気なんて、根っこをたどっていくと、アウストラロピテクスが持っていた遺伝子が原因かもしれない、という説を読んだことがある。だったら、アウストラロピテクスに「お前が自堕落なせいだ」と言って欲しいよ。

  そう、病気が遺伝するのに子供を生んでしまった親を責めることになってしまうのです。ものの本によると、結構な数の病気が遺伝することがわかっていると書いてありました。そういう情報を摂取する努力を怠った人間が親として自業自得なのでしょうか。子どもが病気だという親の保険を没収します?

  これは愚痴だと思って聞いて欲しいのですが、すべての病気が三回以内の通院で完治可能なら、これだけ病院は混まないし、そもそもこんなに病院は必要ないはずなのです。

お世話になっているのはわかっています。だから愚痴なのです。

 

医療保険が公的部門から民間に移行して困るのは誰?

  長谷川氏の後ろには、なんだか医師の存在があるそうです。たった十人しか取材しなかったらしいですが。だいたい、その十人がすべて同じ病院や医療法人だった場合、見解が偏ることもあると思うのですが。医者は全人的に優秀なわけではありませんよ。だったら、病人はもっと減るでしょう(また愚痴です)。

  だいたい、長谷川氏は医療保険を民営化するっていう思想を持っているわけですが、そうすると全体の医療費は増大するらしいです。だから、結局我々が困るらしいですよ。よくいわれますが、病院と学校は市場原理と相性が悪いそうです。

  それに民間にすれば、基本自由診療になるでしょう。そうすると、医師間の競争が激化します。そうすると困るのは医師自身です。混合医療(一律の保険医療と自由診療のハイブリッド)ですら医療側は反対しています。それは患者の負担が増えるから、というのが理由です。いや、それも本当だと思いますが、競争の激化を恐れているのだというのも本音でしょう。自由診療の部分で医師間で、また病院間で技術や知識の差が出てしまうのです。

  それに病院の支出の内訳をみると、人件費が結構な割合だったと思います。そこをいじってもいいんだよ(もちろん愚痴です)。医師の八つ当たりも散々経験しているので、追い詰めて欲しくないんですけどね。

  結局は、若手の医師などが一番困るのです。経験も知識もなく、競争力がないですから。

  民営化するともちろん我々も不利益を被るのですが、逆に医療の味方面して長谷川氏は医療従事者の首を絞めている気もします。

 

ではどうするのか。

 善悪を考えないで、それに医療費の保護だけを考えれば、七十歳以上の老人は医療保険を返納させればいいのです。一番お金を使う層なのだから。しかし、それでは本末転倒です。長谷川氏は誰が医療費を使えば納得するのでしょうね。

  医療費の増大が高齢化によってもたらされたのだとすれば、勝負はここ十年か二十年でしょう。団塊の世代が平均寿命に到達するあたりまでが増大のピークじゃないのかね。もちろん無駄を省く必要はある。けれども結局は全体の給付の質を下げるしかないんじゃないですかね。

  あと十年もすると、もっと病院内ももっとコンピュータ化されると思うので、医療従事者の数も減少すると思うのです。コンピュータに勝てなかったのだから、自業自得ですよね。やっぱり愚痴です。

 

そもそも長谷川氏の感覚は正しいのか。

 資料を一つ引用する。

 この資料は平成二十五年に行われた「社会保障制度改革国民会議」において配布された資料らしいです。提出されたのは高橋泰教授(国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野分野責任者)です。肩書き等は当時のものなのかもしれません。資料をいちいち見るのが面倒ならば、一番最後のコラムのような文章を読むとわかりやすいです。

 

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/dai9/siryou3_3.pdf

 我々はここから未来永劫高齢化で永久に医療費が増大するというイメージを持っているが、それは間違っているそうです。しかも、なんとなく地方が高齢化で大変なことになり、都市部は安全というイメージも持っています。もちろん、地方によりますが、それも間違っているらしいです。一番危険なのは、東京の下町だったりして。北海道の中央部が余裕ありなんて。見ていて、へえと思いました。

 もちろん、あくまで推計なので間違っている可能性もありますがね。こういう情報があってもいいでしょう。

 

 メディアが危機意識を持たせるのが仕事だというのなら・・・・・・、ちょっと上品かね、脅して不安がらせて人を動かすのがマス・メディアの仕事なら、長谷川さん、あんたは合格だよ。ただ、きちんと知識が云々というなら、一方的な口伝てで知識を得るのではなく、プロならいろんな意見にあたりなよ。いいのか、アナウンサーだから。煽れただけでオッケーだよな。

 

 医療費の増大の二大要因は高齢化と医師数の増大だよ。

 調子に乗って煽ってると、自分の首が絞まるぜ。お医者様。

 結構出すの勇気要ったけどいいや、間違ってても。先に謝っておきます。すいません。

 

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