「白髪が増えた」とタイトルだけ書いて、放置していた。
ここで何度も書いたとおり、白髪とのつきあいは古い。
小学校の高学年には白髪が出始めた。
中学にはいる頃にはまっちろだった。
最近は、遠方への外出を控えると同時に、床屋にもいかず、セルフカットにしている。COVID-19に警戒しなければならない、基礎疾患持ちのつらさだろう。
病院に行く回数も減らしているが、その待合室で同じような話しを聞いた。
「髪切りにいけないから、やまんばのようになっちゃって・・・・・・」
別に顔黒メイクじゃないのにな、と思いながら聞くとはなしに聞いていた。
今週はそんな診察を受けなければいけないので、都心に行った。
その前に髪を切ろうと思った。バリカンを駆使して髪型を作っていくのだが、背後は自分では切れない。というか、いつもは勘で切っていたが、今回はカミさんに任せた。
うまくいったか微妙だが、ガタガタにはならなかった。
そのまま、白髪を染めた。
診察を受けた前日のことだ(日誌的記録)。
PCR検査の結果は、2日遅れで出る。
そのことを考えると、たいそう増加傾向の日に都心に行ってしまったようだ。
とはいうものの、電車の中はずいぶん空いていた。
お年寄りの人数が減っているのか、リモートワークが徹底しているのか。
(テレワークという言い方は慣れない)
リモートワークは日本に比べると、アメリカではたいそう活用されているという印象がある。統計は取っていない。印象だけだ。
当たり前だが、それは距離という物理的な制約が強いからだ。東部のニューヨークと西部のロサンゼルスを往復しまくるのは、肉体的につらい。高速の移動は肉体的に苦痛を強いる。
だから、遠隔のやりとりが発達していった。
日本でのリモートワークははっきりいってお粗末だ。
経済の一番の中心地、大阪と東京を移動するだけでも、日帰りは余裕であるので、それほど発達しなくて済んだからだ。
アメリカのパソコンなどの環境がどのようなものかは知らない。
だが、アメリカ人の普通の人の(YouTuberではないということ)動画を見る限り、それほど日本人と変わらない環境でやっている気がする。
すると、同じ映像でリモートワークをしていることになる。
回線速度が違うんだろうか。NUROだろうか。
近い将来、教育現場でも対面に近い形で、映像が作れるようになるだろう。生徒は教室にいる感覚になれるように。教師は教室で生徒が並んでいるような感覚で。映像技術が進化していく。
教員に言わせると本当の対面でないと、感覚が違いすぎて授業が成立しにくいのだそうで。
宅急便なども、印鑑・サインを省略し、置き配ができるようになった。
きっとこのようにときに残酷な形で、世の中というのは変わっていくのだろう。
ちと急速な気がしてならないが。
中年には酷な速度である。