今日の十分日記

今日の十分日記

原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

初夢

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今週のお題「初夢」

初夢の基本情報だが、年が新たまった夜、つまり大晦日の夜に寝てみる夢を「初夢」と呼ぶのではない。一月一日の夜に寝て見て、二日の朝に思い起こすものが「初夢」とするのが、初夢の習わしだ。「一富士・二鷹・三茄子」の夢を見るのが吉夢とされてきた。これらは徳川家康が好きだったものとか、今川家の人質だった幼少期に過ごし、最晩年にも隠居先に選んだ駿河国の名産として有名だった三つのものとか、由来はさまざまな説があるのだろう。

 

この三つには続きがあり、「四扇・五煙草・六座頭」となる。座頭とは映画「座頭市」で有名な盲目の按摩師を指す。扇は末広がりで縁起が良い。煙草は当時高級品だったから、その夢を見るのは験があるということだろう。座頭は基本的に毛がない、つまりは「怪我ない」というシャレだ。

 

前置きが長くなったが、私の初夢はひどかった。

 

銃撃戦に巻き込まれた私は、どこか倉庫のような、軍事基地のような場所で敵を待ち伏せていた。もちろん、軍事基地なんて行ったことがない。待ち伏せていた場所は通路から続く倉庫の中で、その大きな入り口が見える一段高い通路のようなところであった。私はライフルを構えていた。通路の下の物陰にも仲間が伏せている。入り口の外の通路にも物陰があり、入り口に入る敵を後ろから狙えるような位置で、敵を待っていた。その場所には複数人の子どもがいた。

 

敵がひとり入り口に現れた。その敵は見事下の階の仲間が撃ち倒した。とそのとき、下の階にいた仲間が背後から襲われた。敵は仲間に馬乗りになった。まずいと私は救援に向かおうとした。

 

〈ここでいきなり河原に場面が変わる。仲間の頭のすぐ上には川が流れ、周りには雑草が生えている〉

 

「へっ、へっ、へっ。とどめは後でじっくり刺し殺してやる。とりあえずどこを刺して欲しいんだ」

 

敵は馬乗りのまま、ナイフを取り出した。「肩か、腕か」と言いながら、肩と腕をナイフの腹で叩く。

 

仲間の顔には焦りからか、脂汗がびっしりと浮かんでいた。弄ぶ敵の一瞬の隙をついて、仲間は両手で敵のナイフを持つ手を掴んだ。敵は両手も股で押さえ込むように馬乗りになっていたが、なぜか仲間はナイフをおさえることができた。ふたりでナイフの奪い合いをしたが、とうとう馬乗りになられた仲間が、敵の動きをうまくコントロールして敵の右腕をナイフで突いた。

 

「ぐわっ」と叫び声を上げて、敵は仰け反った。ナイフは敵の手から離れ、舞い上がり、河原の土に刺さった。

 

「おのれ!」

 

体勢を立て直した敵は、腰にぶら下がっていた短銃を取り出し、構えた。鈍く黒光りする銃口は、仲間の眉間に向けられていて、仲間の視界はその黒いぼっかりと空いた穴でいっぱいになった。

 

敵が引き金にかけられた人差し指を、ゆっくりと引こうとした刹那、胸を撃たれた敵が後ろに崩れ落ちた。

入り口の向こうの物陰に隠れていた子どもが間一髪仲間を救ったのだった。

ーー了ーー

 

河原のとこに子どもたちがいたのかは不明だ。

書いているうちに多少の脚色が入ってしまったことは素直に認めよう。だが、内容は概ね変更していない。

初夢から訳のわからない夢を見た。

 

さすがに、夢の内容が気になってしまって、ネットで夢占いを調べた。

「死ぬ」というのは、悪い意味ではないらしい。特に大きなストレスを抱えている人は、そこから生まれ変わるという意味があるらしい。他人が死ぬというのも、自分が死ぬというのと変わらないらしい。

 

しかし、「銃」というのが、あまりいい意味ではないみたいだ。

「銃」は「男性器」を意味していて、性的な乱れを意味するという。

ネット情報なので、本気で取り合う必要もないのであるが、いい部分は軽く信じて、悪い部分は信じないでいいだろう。性的な乱れが発生する可能性は、限りなく低い。起きるものなら、見て見たいものだ、とすら感じる。

ちなみに、去年の年初の占いでは、去年一年はいい年になるはずだったか、久しぶりに悪い一年になった。

占いなどそんなものである。

 

次の日も、悪夢なのかよくわからない夢を見た。

キーワードはピアノ、茂木健一郎、撃たれる、自爆、アンドロイド、心臓、だ。こう書いても、なんのことだかわからないだろう。

こういうときは体調が悪くなる気配がある時なので、注意したい。