今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

第十五回 短編小説の集いの感想を書きました。

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 まさりんです。

 今回は「短編小説の集い」の感想を書こうと思っています。今回は・・・・・・、寂しいですね。三作のみ。みなさん、お忙しいのでしょう。気を取り直しましょう。今回はアドバイスは書きません。

 

 

karasawa-a.hatenablog.com

からさわさん 「おせちの記憶」

 年末年始は母方の実家で過ごすことが多かったのですが、おせちはどうしてたんだろうな。たぶん、母の兄嫁である叔母が準備していたのだと思います。ただ、年末決まって二八日に、餅つきをして、食べきれないくらい餅を作ります。そういう年末年始の準備や風景がずっとフィードバックします。そんないい文章だと思います。

 「過去」がテーマなのですが、未来から見た過去である「現在」を描くというモチーフがおもしろいと思います。「この主人公はどうして細胞凍結させられたのか」が、語られていません。この辺りを掘り下げていくと、中編くらいかける広がりのある話です。おせちの謂われなどが効いていて、リアリティを生んでいます。

 私の母親は、あまり料理が得意ではないのでそういう女性に対する憧憬があるのですが、そういう女性に育てられると、料理が不得意な女性を自然と選んでしまうようです。カミサンが料理を作るときは、鬼のような顔になります。

 

diary.sweetberry.jp

なおなおさん 「心理分析官」

 一瞬、「過去」というテーマに沿っていないかな? と思ったのですが、「ミステリー」は、すべて過去の事件の話ですものね。

 さて、ミステリーという特性上、話が込み入ってしまうのですが、それは仕方がないでしょう。何度かミステリーをこの短編小説で挑戦したいと考えていたのですが、なかなか難しいなと思っていました。けれども、捜査中の聞き込みの場面だけに特化して、設定を入れ込んでいくというのは技ありですね。

 後日書かれたものを読んでみると、新参者の影響もあるみたいですね。恥ずかしながら、読んだことないんですけれども。こういう話なんでしょうか。現実の世界にこういうことって、本当にあるの? って思いますが、汚いことをやるやつは、やるんですよね。殺すことはないと思いますけど。

 私も挑戦したいですが、枚数的にむりだろうなあ。

 

masarin-m.hatenablog.com

「private eyes」

 タイトルは探偵という意味です。今回は、以下のことに注意しました。

 1,風景と人物を分離させない。

 2,ストーリー展開をきちんとつける。

 3,シームレス(継ぎ目なし)で場面を展開させず、時系列をきちんと書く。

 4,人物設定を少し丁寧に書く。各人物同士の関係を描く。

 

 以上です。これまでにいろいろな方に指摘されたことを消化しようと考えました。

 うまくいっているといいですが。

 

nogreenplace.hateblo.jp

 「後から来る男」主催者様

 ニノマエハジメというのは、直木賞を取ったときから、結構達観しているところがあって、なんとなくすごくベテランの作家なのかなと思いました。あとどうしてかわからないけど、ニノマエハジメはひどく立派な口ひげを生やしているイメージと、ずっとため息をついているというイメージが頭から離れません。どうしてかはわかりません。

継野という作家がノーベル賞を受賞するまで、どれくらい時間がかかったのかなというのがちょっと知りたいです。外国向けのものを書いたというのは、やはり村上春樹がモチーフでしょうか。春樹がノーベル文学賞を取ってしまったという感じですか。

 春樹は取らないから春樹という感じもします。いろいろな賞を逃してしまっていましたから。ファンが聞いたら怒られてしまいますね。

 誰かの言葉を継ぎ、偉業をなして、それを次の誰かに渡す。そういうすてきな作業をしてみたいですが、一生無理な気がします。

 

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