今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

記憶力ーー十分日記64

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最近記憶力がおぼつかなくて困る。

今日の記事何にしようか、決まっていたはずなのに忘れてしまった。

 

学生の頃から記憶力に関しては、苦手分野があって、それは人の名前だ。

出世する条件として、名前を覚えるのが確実にできるというのがあるが、学生時代自分のこの特性によって、「出世しないだろうな」と諦めるほどだ。顔はすぐおぼえる。が、名前はダメだ。

 

これで一番困ったのが、歴史分野の学習だ。

特にカタカナがだめで、カタカナの名前が出てくるとすぐに断念してしまう。

こう書きながら、思い出すといいなと思っているのだが、やはり思い出せない。

あ、思い出した。

 

ブレード・ランナーを見た。

リドリー・スコット監督作品で、ハリソン・フォードが主演だ。

原作が「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」である。

デッカードはブレード・ランナーと呼ばれる職業である。ブレード・ランナーはレプリカントの捜査官である。レプリカントとはアンドロイドのことである。特に「ネクサス6型」は高い知能を持っているので、地球では使用禁止になっていた。

地球のタイレル社に四体のレプリカントが侵入したことを受け、デッカードは半ば強制的に捜査をさせられる。その四体は、戦闘型、輸送型など、得意分野があった。

事情を知るためにタイレル社へいくと、そこには社長が私的に作ったレプリカント、レイチェルと出会う。レイチェルはレプリカントを開発したタイレル博士の秘書であり、自らがレプリカントであることを知らない。デッカードは彼女がレプリカントであることを見抜く。そして、その美しさに惚れる。

デッカードは未来の不思議な都市のなか、レプリカントを一体ずつ片付けて行く。そして、レイチェルとデッカードは恋に落ちて行く。

 

デッカードが走り回る地球の都市は日本的な要素が強い。

町の電光掲示板には和装姿の女性が映り、町のヌードル屋は日本語を話す。

あるシーンで、狭い通りを自転車に乗った子供たちの集団が、すり抜けていくのだが、きっと七十年代生まれならば既視感を持つ光景だろう。実際にリドリー・スコットは日本でそんな光景を見たのかもしれない。

レプリカントも含めて、そういった人間の様子を描写するのがうまい監督だなと思った。かなり前に「ブラック・レイン」がひどいという感想を書いたが、本当に同じ監督だと思えない。

 

masarin-m.hatenablog.com

逆にこの頃だと、CGではなく、VFXと呼んだ方が良いか。そちらはジョージ・ルーカスのほうがうまい。ただ、乗り物が飛んでいるシーンでも、ルーカスならもっとカッコよくしただろうにな、と思った。レプリカントとの戦闘シーンでもそうだ。ただ、ルーカスは人間を描くとなると、あまりにも典型的になりすぎてしまうキライがある。

子供達のシーンも、子供という人間の集団への興味があって、それを入れたのだろう。

監督の向いている視点が面白いと思った。

 

 

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