今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

嫌煙天国ーー十分日記158

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最近、どこかの社長さんが「喫煙者は採用しない」という旨の表明をツイッターで行って、それが話題になっていた。

ちなみにその社長さんはIT系のスクールを運営しているようだった。なんだか、生産性とか健康とか持ち出していたが、「サービス業なので顧客が嫌がる可能性のある喫煙者は無理」って言えば、ぐうの音も出ないのに、わざわざ喫煙者をけなすようなことを書くってのも、変わってるなあと思った。

松本人志の説ではないが、こういう手合いはもともとが喫煙者で禁煙した可能性が高い。見た目は吸わなそうだが。

禁煙をした人間は喫煙者に異常に厳しくなる。かくいう私がそうだ。たとえば私の前で自分より年下が吸ったら、睨めつけて罵倒すると思う。「私がまた吸いたくなったらどうすんだ。責任取れるのか」と。

たばこを辞めたことを結構後悔している。喫煙くらいしか人間らしい要素がなかったからだ。いや、酷い人生を送っている人間にとって、酒とかたばこの効用は計り知れないよ。医者なんかには想像がつかないだろう。ふむ。吸いたくなってきた。

まあ、身体が弱いから吸わない方がいいんだけどね。せっかく辞めたんだから。

 

私の前で吸わなければ、相手がどこで吸おうが別に興味はない。駅前で小さいスペースの喫煙所に群がってる輩を見ると、ちょっとした優越感を覚えるしね。ルールに則ってれば。臭いとか言ってるヤツはたいてい禁煙した人間だ(偏見)。

健康を害するっていうが、たばこ吸わなくたって結局人は死ぬしね。たぶん吸ってても肺がん以外の死因になる人間だって居るし、吸わなくたって肺がんになる人間も居る。誰も言わないけど、おそらく自動車や工場の排煙による大気汚染の方がよっぽど人にとって悪い。

東京湾に工業地帯がある。今は千葉県の北西部に住んでいるが、東京湾の辺りの工業地帯に初めて行ったときは、呼吸ができなかった。最近は慣れた。あの方が身体に悪いよ。

 

正直言って、「俺が嫌いだから」と言えば良いんだよ。あの社長さんも。

後ろめたいから、真意を隠そうと妙ちきりんな理論武装をしなくてはいけなくなる。「だって社長のボクが嫌なんだぴょ~ん」て言えば、相手も諦めるよ。というより、ほっと胸をなで下ろすよ。

「客は嫌がるし、賃貸物件は汚くなるし、いいことないんだも~ん」てさ。

たぶん、その程度の理由だろ。

なにもネットで表明しなくてもいいんだよ。

 

ただ、喫煙者にも問題がないわけじゃない。

昔の職人さんもたばこは呑んでいた。けれども、休憩まで吸わなかったそうだよ。やっぱり集中できないんだろうね。つまり、サラリーマンなら昼休みまでは吸わないもんだよ。会社も喫煙所をロックして、昼まで解放しなきゃ良いんだよ。もちろん社内禁煙でね。たぶん、生産性が下がるというのは正しいよ。

結論としてどうすればいいのか。

「起業ごとの事情で喫煙者不採用をしてもよいが、いちいち相手の健康とか気にする必要はない」ということでしょうか。

健康に行きようが、不健康に行きようが、結局死ぬんです。

なんか、自分に正義がないと動けない人間が増えたね。人生たいてい灰色だよ。