今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

Netflixで大人気だが、日本では全く受けないドラマーー十分日記

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結局、勘違いをしていた。

昨日の大河が本能寺の変で、来週が天王山、山崎の戦いになるのだと思っていた。新しい解釈で光秀を作るのならば、本能寺の変後にみなが手の平を返す感じを是非描いて欲しかった。

 

ドラマ繋がりでいえば、今全世界中の若者に支持されているNetflix発のドラマがあるらしい。

ブリジャートン家 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

ロンドンの社交界を舞台に、様々な人種の若者が幸せのために恋愛を繰り返す、という内容だ。

全世界中で大ヒットしている。

日本を除いでは。

 

マーベルシリーズに関しても、他の国では軒並み大ヒットなのだが、日本だけはヒットしなかったらしい。

日本がガラパゴス化しているということで、「どうしたんだ、日本」とか言われているらしい。

 

しかし、ちょこっとあらすじを書いたが、「ブリジャートン家」に関して言えば、今の日本人が好きになる要素があまりない。

社交界」、「多様性」、「恋愛」。

どれをとっても若者は興味を持たないだろう。

そのくせ、「逃げ恥」は人気をはくしているが、あのドラマは概要を聞いていると、いわゆる「恋愛ドラマ」ではない気もする。

日本における恋愛ドラマとは、「仁義なき戦い」のようなもので、男女の間の覇権を争う、闘争劇なのだと思う。そこで女の人が勝つドラマというのが良質の恋愛ドラマということになる。夫を屈服させたいというのが、共感ポイントなのであって、社交界とか、なんとかは関係ない。家の中の小さな物語こそがウケる秘訣なのだ。

 

かといって、ガラパゴス化をしていることを否定する気にもならない。

逆に言えば、他の国々は文化、感覚の画一化が進んでいるということだ。

その文化に馴染めないという人は必ず、一定数存在するだろう。それを拾う存在となるべきだ。

逃げ場がないというのは、社会からすれば才能を取りこぼさない理想的な状態なのだが、我々人間からすれば息が詰まる。

そんな世界の片隅に、息のつける休憩所があってもいいのではないか。

そう思うのである。