※上野公園を舞台にした小説も書いたのでリンクを貼りましょう。
これを書いているのは4月7日の夜ですが、4月2日の日曜日に撮影した写真です。家人を迎えに東京駅に向かう前、早く家を出て、上野公園に行ってきました。結論から書けば、かなり葉桜になっていました。それにもかかわらず、多くの花見客と宴会客がいました。
街のなかでもだいぶ中国語を聞くようになってきましたね。
上野公園の花見客も、外国から見えられた方が多かったです。
酔っぱらいは日本人ばかりですが。
コロナ禍の名残なのか、通り道は二つに分けられていて、混雑しないように工夫されていました。ただ、この写真を見る限り、両方の道をこちらに向かって歩いてきているようですが、実際には右側と左側で流れが分かれていました。
4月2日時点ではこんな感じです。
4月7日は、全国的に春の嵐になってしまいました。この嵐が花を吹き飛ばしてしまったでしょう。これで今年の桜も終わりです。
中央に弁天堂が見えます。
もう少し蠱惑的、幻想的な風景が広がっていましたが、私の力量や古いiPhoneでは、この程度が限界です。
個人的には、上野公園の中央にある大きな桜が一番きれいだと思いますが、今年は散ってしまっていました。そのかわり、西洋美術館のすぐ脇にある桜が満開でした。
ライトアップも相まってとてもきれいでしたよ。
東京都も無粋だと分かっていて立てているのだと思います。
絡まれるのが嫌だったので、撮影はしませんでしたが、上野の森美術館の周辺だけは花見宴会が開放されていました。夕方だったこともあり、酔客は若者ばかりでした。ゴミが山のように積み上げられていて、残ったビールの悪臭が周辺に立ちこめていました。
2019年までは、これが公園中にあふれていたのだと思うと、のどかな宴会風景というより、カオスそのものですな。
西郷像の周りにも桜があった気がしたのですが、気のせいでした。こもごもの事情を抱えた人々を、なにを思って見ているのでしょうね。
このカエルはどうにも皮肉だな、と酔客達を見た私は感じてしまい、一枚撮ってしまいました。
上野公園を出て、広小路から秋葉原に向かうというのが、一時期の私の散歩コースでした。秋葉のヨドバシカメラで、少し家人を迎えに行く時間より早く着いてしまったので、本屋とタワーレコードに行こうとしたのですが、見事に潰れていました。なんだか、CD屋と本屋が潰れると周辺の文化レベルが一段落ちるような感覚に陥りますが、そんなことはないのでしょうね。
どう見ても不審者でしょ、このディスプレイ。