今日の十分日記

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原点回帰の雑記ブログ。十分で書ける内容をお届けします。十分以上書くときもあるけどね。十分以下もあるし。

子どものしつけとネット右翼ーー十分日記273

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ネット右翼亡国論 桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点

昨日はなかなかファンキーなお店でランチを食べた。

ファンキーといっても、虫の唐揚げを出したりするわけではない。そういえばあの人あまり更新しなくなったなぁ。

ちょっとランチタイムを外した時間に行ったのだが、店内はなかなかに混雑していた。通された席は、左隣が60代男性3人組、右側がずっとiPhone備え付けのイヤホンで何かを聴き続けながら食事をする人、そんな人に囲まれていた。

右側の人は女性であるが、やってきた他の客が自分の傘を引き倒そうがお構いなしであった。そのうち誰かが直すと思ったか、すぐに帰るからいいやと思ったかどちらかだと私は判断した。結論を言えば先を急ぐ我々の方が先に帰ったのであるが。

左隣の3人はずっと政治談義をしていた。それも西郷隆盛の征韓論の話やら、明治維新の頃からの話をしている。結論を言えば、韓国が気に入らないのかな、と思った。最近如実に触れたと聞く、「定年後ネット右翼」の3人なのかなと思った。

定年を暇になり、ネットサーフィンを繰り返すうちに、ネット右翼的な思想に触れまくって、感化されてしまう人が増えているようだ。

逆に左翼的な思想に売れまくって感化されてしまう人もいて、そちらの方には名前がいまだについていないようだ。

 

頼んだメニューがやってきて、食べていると、「ガシャーン」と言う子音が響いて、頭にちょこんと何かが乗った。

ふっと振り返ると、右後ろの席にいた家族が何かをひっくり返したようだった。

夫婦は年齢は30代そこそこ。

息子ちゃんは五歳くらいだろうか。

「あ、すいません。水なんで」

と父親が言う。

「大丈夫ですよ」

と言って、私は食事を続けた。

 

そのまま何事もなく片付くと思ったら、

父親が息子ちゃんを読んで私の横に来た。

「あ、なんか言いたいことがあるみたいなんで」

つまり息子ちゃん自身に謝らせようと思ったのだ。

おかっぱ頭で、顔をひきつらせた息子ちゃんはなにかをもごもご言っていた。

このとき、目の前で食事をしていたカミさんは「この子は謝れないな」と思ったらしい。

私にもはっきりとは、「ごめんなしゃい」は聞こえなかった。

あまり気にも留めていないのであるが。

再び「大丈夫ですよ」と言って、その場を収めた。

父親は「きちんと言えた?」と私の後ろで息子ちゃんに確認している気配だった。息子ちゃんは適当にうなずいていたのだろう。

 

本当は、父親が再度私の所へ来て、「何度もすいませんでした」とか言わなければならないのだが、やってこなかった。

この親子にとって、私という存在や私に迷惑をかけたということはどうでもいいことで、息子ちゃんの教育、躾に頭が行っていたということだ。

たいして迷惑が掛かっているわけではなかったのでいいのだが、うちのカミさんは父親がそんなこんなをしている最中、我関せずで食事を摂っていたことの方が気になったようだ。

「そういうのやりたがりオヤジなんじゃないの?」

どうしてそうなるのか、とカミさんに問われたので、そう答えた。

「大変だね、子育ても」

ということで意見が一致した。

 

そういえば、そろそろ参院選である。ということを食事後に思い出した。

となりの定年後ネット右翼は、そうして右翼党員を勧誘していたのかもしれない。

 

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