去年、低糖質ダイエットをやっていた。
だが、なんだかばかばかしくなって、あまり真剣にはやらなくなった。今やっているのは、主食である米を抜くぐらいだ。本当は主食以外の糖質もチェックして、総量を規制せねばならない。
「炭水化物を抜くだけ(だから楽)」というお題目で登場したが、現実的にやってみると、様々な制限がかかる。楽ではない。
その制限をすべて完璧にこなし、しかも楽をしようと思うと、なぜかそのメニューは酒飲みの肴をずっと食べ続けるようなメニューになる。これが身体にいいとは思えないのである。食費も上がる。失敗すると目も当てられない。
このダイエット法の第一人者は江部康二という医者であるが、「このおっさん相当の酒飲みだろうな」と思っていた。
最近この江部医師のセミナーを受けたという人のブログを読んでいた。もうリンクは貼らない。
セミナーで、「このダイエット法が向かない人」というのを挙げていた。そのなかに、「酒が飲めない人」とはっきり書いてあった。その理由は書いていないが、そういうことだろう。
他には、ビールが好きすぎる人、権威主義者なんてのもあった。
低糖質ダイエットは反論も出ている。
炭水化物を抜くことで出てくる弊害もあるのだそうだ。それをマウスで確認したらしい。すると江部先生、「人とマウスを比べられても」という反論をした。
素人知識として、薬品などの実験をマウスで行うのは、人間とマウスの遺伝子が近いからだと聞いていたけど。
まあ、おもしろいおっさんだ。この人を研究した方が面白いと思うのだが。
とにかく、原始人の方が理想的な食事をしているというのだけは言わないでくれ。
へたすりゃ食べられない日々が続いただろうから。
バカにされてる気になるよ。
「炭水化物」を抜くと腸はダメになる (青春新書インテリジェンス)
- 作者: 松生恒夫
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません: 生活習慣病を予防&改善する糖質制限食31のポイント
- 作者: 江部康二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る