「です・ます調」で小説を書きました。
いや正確には書いているといったほうがいいです。章の一つを書き終えたに過ぎないからです。
しかし、「です・ます調」は難しい。
物語風の読み味を作ろうと思ったのですが、なかなか難しいのです。
深い表現ができないのです。
やっぱり「です・ます調」は元来敬語なんでしょうね。
敬語を駆使しながら、ものすごい深い話ってしないですもんね。
もしかすると、敬語って元々口語的な表現なのかもしれません。
まずね、「です・ます」に合う、述語表現って意外と少ないんですよね。同じように、表現の調整をしていくと、表現が浅くなっていく。これが難しい原因だと思います。
暗い話なので、柔らかくしようと思ったのが運の尽きなんでしょうね。
第二章から、「である」にしてしまうのもおかしいですもんね。
いや、参った参った。