都内に用事があるというのは通院しなければならないということでした。通院でお注射をする必要があったのです。
当初、自転車で行ってやろうと思っていたのですが、昼頃ににわか雨が降るという予想だったので、断念しました。というより、カミさんに断念させられました。こういうときに人の言うことをきかないと、ろくな目に遭わないので、提案を聞き入れました。
行きの電車も帰りの電車もすいていました。
八割どころか、九割くらい乗客は減っていました。
正直「JRは経営大丈夫か」と思ってしまうくらい。
病院もすいていました。
ホリエモンが、「別の意味で医療崩壊が起きている」と言っていましたが、本当にそうですよね。これでは・・・・・・。
はじめ、アルコール消毒ジェルや洗顔フォームなども持って行って、やばそうなら洗いまくろうかと思っていましたが、杞憂でした。だって、人がいないんだもん。
もちろん、電車の手すりやつり革は触りませんでした。
帰ってきてからは風呂場に直行、服も全部洗濯しました。
行きの電車では、この期に及んでマスクをしていない人がいて、ちょっとびっくり。一人はおじいさん、一人は強面のおじさん。見ていて思ったのは、「自分の身は守ろうよ」ということです。もちろん、マスクは他人に移さないため、というのが主目的ですが、多少は他者の吐き出した痰などをブロックする機能はあるだろうし、無防備よりはましです。
ニューヨークで爆発的に感染したのは、地下鉄の混雑だったんじゃないか、という話もあります。無防備はよろしくないのです。
といって、次にコロナに感染するのは彼らではなく、私ということもありますがね。目に見えない分、絶対はないです。
帰りの電車では家人に言い含められたのか、電車の車両の中央で仁王立ちをする男があいました。余計なところに触らないようにしているんでしょうね。病院のなかではカッパを着ているおばさんがいました。たぶん、防護服のつもりなんでしょう。意味があるかは私にはわかりませんが、気持ちは分かります。
今病院に行っているのは、本当に治療が必要な人々です。自分を防御したい気持ちはよく分かります。
上の写真は、帰りの電車。
不景気を表しているのは、中吊り広告の無さです。
昔、バブルが崩壊して、地元を走るローカル線の中吊り広告がどんどんなくなっていったのを思い出してしまいました。そのときは東京の電車はまだまだ中吊りがあるのに、乗り換えてローカル線に来ると中吊りがなくなる。地方経済が疲弊していっているのを実感しました。
これからリーマンショック級の不景気がやっているという予想もあります。我々は耐えられるのでしょうか。
別にネトウヨでも自民党支持でもないですが、こんなときにアベノマスクがどうなろうと、そんなことどうでもいいです。もっと伝えなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことがあるきがします。そう思いません?